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若杉憲司 襖フォト「静謐」

2018年11月21日 - 2018年12月01日

作品の主役は「静けさ」です。
この世に生まれたいのちは
やがて元の根に還ってゆく。
その行く先は静けさ。
静けさこそ自然の本性。

鳥の行く先は空。
花の行く先は土。
魚の行く先は海。
全てその深い静けさへ還ってゆく。

若杉憲司





若杉は、世界の辺境を旅して撮り続けてきた大自然を、400年以上の歴史をはらんだ書院のなかの襖に組み込んでゆく。それは相反する世界の融合でもある。内と外、光と闇、静と動、フィルムとデジタル、そして昔と今との。
この襖フォトは谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」から着想を得たもの。記憶と記憶のあいだに詩情がある、と。彼は過去の先達が描いた襖絵をデジタル加工によって大胆にも消し去り、自らの写真を綿密にはめ込み、現実には存在しない時間と空間を造ることで過去に勝負を挑む。新しいアートである。

青野 恵子

若杉憲司
曼荼羅と滝
若杉憲司
不毛大地
若杉憲司
雪に草花
若杉憲司
梅に雪
若杉憲司
雲気山水
若杉憲司
銀の湖
若杉憲司
霧に滝
若杉憲司
石柱に松
若杉憲司
飛翔
若杉憲司
波と山水
若杉憲司